4/30にJCOMMから発表したレポートでは,「~いますぐ、「政府による資金支援」と「安全な公共交通の乗り方の理解」が必要です~」と訴えています.
ただし,発表したレポートをよく読むと,「安全な公共交通の乗り方の理解」にはあまり触れていませんでした.
というのも,レポートを書いていた時点で,「安全な公共交通の乗り方掲示用ポスター」の企画が進んでおり,その伏線?だったのであります.
さておき,「公共交通=不特定多数が乗車するので怖い」というイメージをお持ちの方も多いと思います.
加えて,「乗らざるを得ない」という方もおられて.
そのような方々に安心して「公共交通に乗車できる」ようにするため,JCOMMではこのポスターを制作しました.
ウイルス学の専門家,京都大学の宮沢孝幸先生に監修をいただきました.
また,制作は,北海道開発技術センターのスタッフの方が担当してくださっています.
制作にあたっては,「これだと誰も貼らない」という厳しい事前意見も頂きつつ,メンバーでいろいろ悩んで仕上げていきました.モビリティ・マネジメントはコミュニケーション,ということもあり,とにかくコミュニケーションにこだわって議論して制作してきました.「別に印刷するわけではないので,なにかいいアイデアや修正点が出てきたら,走りながら変えて行こう」というスタンスで進めています.
【5/26追記】
「ご自由にご活用ください(ご活用の際、JCOMMへの連絡・承諾は必須ではございません)。」と書きつつ「よろしければ、活用した際に事務局までメールでご一報いただけますと幸いです」とホームページで書いています.
その結果,これまで連絡をいただいた業種が,公共交通のみならず,旅行代理店,産婦人科,学校と幅広い業種から連絡がありました!