本日より,JR西日本による呉線の代行輸送が始まりました.
昨日(7/20)に発表されましたが,
現時点で,ダイヤ,何時に出発するのかが詳細が発表されていません.
道路を走る関係上,遅れが発生するので到着時刻は出しにくいとしても,
せめて,出発予定時刻ぐらい,出せば良いかと思うのです.
例えば,広〜広島便,1時間あたり1本となっていますが,
これが何時何分に出るのか?
駅に行って50分待ちを食らう・・・とかなると,こんな炎天下では最悪です.
自分なら,二度と乗ろうとは思わないと思います.
それが気になって,広島駅に行き,出発予定時刻を駅員さんに聞いてみました.
概要は以下の通りです.
・21日,22日は同じダイヤ
・1時間に1本の時間帯:毎時00分に発車
・1時間に2本の時間帯:毎時00分,30分に発車(朝)
・1時間に3本の時間帯:毎時00分,20分,40分に発車
どの時間帯が朝通勤時間帯,日中,夕通勤時間帯か,これまた分かりにくいのですが,
基本的には毎時00分には出発する,と思って利用するのが一番覚えやすいかと思います.
乗り場の変更はありません.
お客さんの状況ですが,週末であること,周知がまだまだであることなどから,かなりの余裕があります.
(JRにも,ダイヤを掲示して欲しいと申し入れをしています.)
と,こういうはっきりしない情報提供をしてしまう,利用者に対して不親切な情報提供をするので,
利用者数も伸びません.
その分,同じく災害時BRTで走行する広島電鉄は,出発時刻をホームページで提示しているので,
利用者としてはそれにあわせて行動ができます.
ただ,もう少しこの情報があると安心して使えるな,というのもあるので,
改善の提案をいたしておりますが.
私もそうですが,広島〜呉間を通勤,通学などで移動する市民は相当な不便を強いられています.
1日あたり平均乗車人数とか,平均運行時間とか,内部組織への成績報告のような情報なんかは市民は求めていないのです.
それはおかしい,ということで,今週火曜日の初日の運行時間実績を,直接収集し,即座に発信したのです.
利用者は困るのに,でも誰もやらないから.関係者は市民に使える情報とは何か,それが極めて重要であるということを気づくべきでしょう.
「使えるぞ」,という安心感につながる情報が欲しい.少しでも安心して,便利になる,そんな働きかけや実証を引き続き進めて参ります.